システムとマンパワー2018.9.20
仕事をしていると、日々いろいろな問題が生じてきます。これは医療だけでなくどんな仕事においても同じでしょう。飛行機や列車などではちょっとした問題でも放っておくと大惨事につながる可能性があります。ですからヒヤリとするようなことを経験したら、少しの問題でも厳しい対応をしているようです。いわゆるヒヤリハットです。
これはハインリッヒが1931年に発表した法則ですが、JRやNASAなどでも応用され事故防止に役立っています。当院でも安全管理委員会が設置されており、ヒヤリハット報告や事故防止対策などのシステムがあります。ヒヤリハットを拾い上げ事故防止対策を考えるのはいいのですが、問題はその対策の内容だと思います。一番簡単なのは「○○しないように気をつけましょう」と言うことです。毎朝朝礼の時に「○○しないように気をつけましょう」と言ったとします。多くの問題が起きてくると朝礼のたびに沢山の注意事項を言わなければなりませんし、注意事項が多くなると注意が散漫になってしまい聞く方も嫌になります。ですから結果的にそのヒヤリハットはどこかに埋没してしまうことになり、結局は失敗や事故が起きるでしょう。「○○しないように気をつけましょう」はマンパワーに頼った方法なのです。マンパワーだけに頼った方法ではなくサスティナブル(持続可能な)方法を考え出さなければ失敗を防ぐことはできません。持続可能ということは、なるべく安く簡単でスタッフの負担にならず、気が付いたら自然にやっているというようなレベルまで落とし込む必要があります。例えば駅員さんが指差しをやっています。あれはなかなかカッコいいと思います。あのしぐさに憧れて駅員さんになる人もいると聞きます。また乗客に安心感を与える効果もあり、何よりもあのルーティーン行動によりミスを防ぐことができているのではないでしょうか?当院でもオペの前に読み合わせをします。患者さんのデータを確認し、お名前を読み上げ、今日のオペの内容を確認しオペスタッフ全員が情報共有を行います。また一般的な歯科治療でもお一人お一人の患者さんに「信頼の7ステップ」を全てのスタッフが毎回実行するようにしています。1、前回の治療について確認 2、今日の治療予定を説明 3、治療途中の進行状況説明 4、なるべく時間通りに終わりお待たせしない 5、治療結果の説明 5、次回の予定を説明 7、気になることはないかを患者さんに確認 以上の7ステップですが、これを忙しくても確実に実行するようにスタッフを管理するというシステムも大切になります。クオリティーを高める努力は尽きることのない情熱によって今後も持続されます。
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